2011年3月11日、東日本を襲った大震災と、それによって引き起こされた東京電力福島第一原子力発電所の事故によって、福島は地震と津波の被害に加え、放射能汚染という未曾有の事態に見舞われました。
その福島出身/在住の音楽家と詩人を代表とし、集まった福島県内外の有志によって、「プロジェクトFUKUSHIMA!」は立ち上げられました。
プロジェクトの発足に際して、代表を務める遠藤ミチロウ、大友良英、和合亮一から発せられた宣言の一部を紹介します。
「故郷を失ってしまうかもしれない危機の中でも、福島が外とつながりを持ち、福島で生きていく希望を持って、福島の未来の姿を考えてみたい。そのためにも、祭りが必要です。人々が集い、語らう場が必要です。フェスティバルを通して、いまの福島を、そしてこれからの福島の姿を、全世界に向けて発信していきます。FUKUSHIMA!をポジティブな言葉に変えていく決意を持って」
2011年5月のプロジェクト発足以来、同年8月15日に福島市の「四季の里」と「あづま球場」を会場に、来場者数1万人規模の「フェスティバルFUKUSHIMA!」を開催したほか、インターネット放送局「DOMMUNE FUKUSHIMA!」の運営、学びの場となる「スクールFUKUSHIMA!」の実施、共鳴するアーティストたちによる作品発表の場と支援金募集の仕組みを兼ねた「DIY FUKUSHIMA!」などの活動を継続的に行っています。
→プロジェクトの発足から最初の1年についての詳細なレポートはこちら
また、2012年5月には福島県から認証を受け、6月1日付けでNPO法人となりました。
(以上、プロジェクトFUKUSHIMA!ホームページより抜粋)
■これまでの主なフェスティバルFUKUSHIMA!
・フェスティバルFUKUSHIMA!2013 納涼盆踊り
・フェスティバルFUKUSHIMA in AICHI!(あいちトリエンナーレ2013)